今年の共同プロジェクトのテーマは「境目ー紙一重ー」。それぞれの感じる日常の中の異和感をうむ境目、文化や感覚の違いにより生じる表裏一体の認識、時間の経過と変わらない何かから感じる存在感などをもとに、日頃の研究制作の視点とは一味違う思考と制作を試みました。
テーマにもとづいたDMの制作では、研究科生全員のポートレートを合成し、誰でもなく誰でもある顔を作成。それを、リアルタッチ、マンガタッチ、網点、ワイヤーフレームなどで表現してコラージュしました。
展覧会初日は、会場の人形町ヴィジョンズで修了制作展の審査を兼ねた講評がおこなわれ、緊張感のある中で、学生が自分の研究制作作品の説明をおこなっていました。
12月6日〜12月10日にかけて、日本・中国・台湾の研究科所属生12名の個性豊かな専門分野での制作研究と共同制作を展示することができました。
