講師は本校の木工房管理者でFusion360モデリングコンテストの企画運営・審査員も務めた臼木さん。
デジタルファブリケーションは、3Dプリンターやレーザーカッターなどデジタル工作機器を使ったものづくりの事。授業では「デジタルデータ」のつくり方から、出力までを学びます。
デジタルデータをつくる、と聞くと少しハードルが高そうに感じられますが
デジタルファブリケーションの授業では1年の基礎演習から触っているIllustratorからはじまり、3DツールFusion360も順を追って丁寧に教えていますので、興味のある学生の皆さんはぜひ受講を検討してみてはいかがでしょう?
レーザーカッターを使って「サイコロ」を作る課題の様子。
レーザーカッターは素材を焼き切るだけでなく、表面を浅く焦がして模様を書き出す事もできる機器。授業では木材でしたが、クッキーにメッセージを入れるという使い方をする人も。
マグカップをつくる課題の様子。
つくったデータは実寸の20%サイズで3Dプリンターで出力。可愛いサイズで出力されたマグカップを手にした学生さんは「撮影の小物に使えるかも」と嬉しそうな様子でした。
この他にもアクリル版を切り出して手の平サイズのミニ迷路を作成したりと、取材をしながら「自分が学生だったら受講したい!」と感じる、モノづくりの楽しさを存分に体感できる授業でした。