新1年生、一足早く授業を受ける!毎年恒例のプレスクール実施しました!

プレスクールとは、入学前、合格した学生で希望者を対象に2日間にわたって行われる講義と実習です。
デザインや美術の経験がない人も基礎から育てる、アサビらしい仕組みです。

第1日目は視覚デザイン科の小林先生による「平面構成」
黒い「円」が一面に印刷されたプリントと、2つの四角い枠が印刷されたプリントが配られ、小林先生のレクチャーの後、「熱い・冷たい」「重い・軽い」など「対比」を感じるよう、配られたプリントの「円」を配置して実際に構成しよう!というもの。
難しいのは、具体的な形(人の顔や雪だるま等)を一切使わずに大小いろいろな大きさの「円」だけで作るということ。
小林先生「何も考えずにやろうと思えば数秒で出来てしまうけれど、対比を感じる配置はどういうものか、考えながらやってみてください」
限られた時間、限られた素材を前に、切り取った「円」と台紙を前にして悩みながら、手を動かしながら、作品が出来上がりました。
時間も素材も全く同じなのに、出来上がる作品はどれも個性が表れるのが面白いところ。
作品を壁に貼りだして小林先生によるミニ講評を行い、それぞれの違い・そこから受ける印象・作った本人も気づいていなかった点などをお話されました。

第2日目は美術評論家の早見先生による、美術作品の見かたについてのレクチャーのあと、実際に上野の国立美術館に美術作品鑑賞に行く!というもの。
鑑賞時間も2時間たっぷりととってあり、学生は引率の先生と作品について話したり、常設展で撮影OKの気になる作品やキャプションを写真にして保存したり、メモを取ったり、仲間同士で絵について自由に感想や気付いたところを話し合ったりと、充実した鑑賞時間を過ごせたようです。
新1年生のみなさん、お疲れ様でした!力作レポート待ってます。
2017/03/20