12月13日(火)リビングプロダクトデザイン科では、
スバル(富士重工株式会社)のデザイン部主査をされている卒業生、
河内敦さん、デザイン部の関口剛さん、リードモデラーの奥田貴士さんをお招きして、
会社とお仕事のご紹介をして戴きました。
初めに河内さんからはスバルという会社について、
そして実際に車が出来上がるまでにデザイン部がどう絡んでくるかをお話いただきました。
モデラーの奥田さんからはモデラーという職種の紹介から、
デザイン部との関係性や普段のお仕事がどんなものなのか、
また、若い人達を育てる為にどんな社会活動を行っているかを
1時間ほどかけてじっくり説明をして戴きました。
その後、何と!実際にお持ち戴いた1/4クレイモデルを削ってみる
体験を学生にさせて下さいました!
まずは奥田さんが、クレイモデラーにはどんな苦労があるのかという裏話しをしつつ、
私物の削り道具が入った道具箱をオープン。
そこには、奥田さん手作りの道具がぎっしり!
奥田さんは入社されてからほぼ全てそれらの道具を手作りされており、
「社内にそういった道具を作る場所もある」という話しに学生からは
感嘆の声があがっていました。
奥田さんのデモンストレーションの後、学生達はおそるおそる道具を握り、
最初はそっと削っていましたが、だんだん調子に乗ってくると削る削る!!
奥田さんがツルツルにした面を触ったり、自分で様々な道具を使い分けてみたり。
全く未知の体験に、学生達の感嘆することしきり、でした。
その後、学生達は奥田さん方が持ち込んで下さったポートフォーリオや大量のラフやデザイン画をじっくり見て、
「自分も、もっとやらなくちゃ!」
という気持ちを強く持ったようです。
「1月から始まるスバルのデザイン実習にぜひ参加して下さい!」
という案内を河内さんから受けた学生達。
体験はとても良い刺激になったようです。
みんな、頑張っていこうね!
スバルのデザイナーさん・モデラーさんが来校されました!
2016/12/14