VD（視覚デザイン）コースのキャリアデザインの授業では、クリエイティブディレクターやデザイナーとして活躍する卒業生を招いて、2，3年生合同の特別授業をおこないました。今回お話をしていただいのは、企業のブランディングを手がける株式会社ジェイスリーでデザイン制作に関わる、竹澤さん（入社7年目）、坂本さん（入社4年目）、佐藤さん（入社1年目）の3名の卒業生です。
最初に株式会社ジェイスリーがどのような業務をおこなっているのかを説明し、その中でそれぞれが、どんな役割を担当しているかを解説してくれました。デザインをするということは、クライアントである企業の価値を高めることが目的であり、そのプロセスの中で、クライアントと共にデザインの内容や方向性を創り上げることを大切にしているとのことでした。
また、3人の学生時代の思い出、今でも印象に残っている授業や課題、力を入れた事、それが現在の仕事と繋がっているかなど、さまざまなな話題に及びました。さらに採用する立場から就職に関するアドバイスをいただきました。特にポートフォリオについては、作品量の多さが非常に重要であるという具体的な話もしてもらいました。
今回の授業では、実際の会社での制作物と一緒に、就職活動で使ったポートフォリオも持参していただき、授業後は個別に学生の相談にも対応していただきました。
身近な先輩のリアルなお話に、受講した学生たちも卒業後の自分や、就職活動をイメージしやすくなったのではないでしょうか。