日本デザイン学会秋季企画大会の中でおこなわれる「学生プロポジション」は、デザインを学ぶ学生の、日頃の研鑽の成果を展示発表し、交流することで、幅広いデザインの知と技を共有することを目的として開催されます。学生発表展示をプロのデザイナーが審査し、優秀な作品には賞が与えられます。新型コロナ感染拡大にともない、2年間中止されていましたが、今年度は10月1日に慶應義塾大学 三田キャンパスで開催されました。
アサビではリビングプロダクトデザイン(LD)コースの「アドバンスデザイン」の授業課題を、学生プロポジションに出展しており、毎年連続して優秀賞を受賞しています。今年は3年生の3名が作品を出展しました。
『お酒をより楽しむためのプロダクト』 大島涼太
『「Soapick」手洗いを楽しみに変えるプロダクト』 関凌太
『子どものための「火育キット」の提案』 湯浅健壮
大学院や大学が多数参加するなかで、専門学校はアサビのみという状況でしたが、湯浅健壮さんの『子どものための「火育キット」の提案』が見事、優秀賞を獲得しました。
湯浅さんは、火の「扱い方」「楽しみ方」「怖さ」を学び、生きる力や生活を豊かにする力を身につける取り組みを「火育」として提案。直接火を扱うことの少ない、現代社会に生きる子どもたちに、火育を体験できるアイテムをまとめたキットをデザインしました。
湯浅さん、受賞おめでとうございます。
学生プロポジションにLDコースが参加。3年生が優秀賞を受賞
学生プロポジション | https://sites.google.com/zokei.ac.jp/jssd2022fa/home |
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2022/10/22