アサビの卒業生、栗原 吉治(クリハラ ヨシハル)さん(旧 デザイン科ビジュアルコミュニケーションデザインコース卒)が、
児童書「ガジェット発明ヒカル 電子怪人テレビ男あらわる!」を出版しました!なんと企画からストーリー、キャラクターデザイン、タイトルロゴ、レイアウト……全て自ら手がけられたそう。
作者の栗原さんにお話を伺いました!
今回の絵本を描くきっかけはどんなものだったのでしょうか?
栗原さん「卒業してから玩具の企画会社にデザイナーとして勤めていました。
自分のイラストのテイストが合致すると思って児童文学で何かお仕事ができないかと思い、
ポートフォリオを出版社に持ち込んで、お仕事を頼まれつつ、企画提案し今回本を出すきっかけになりました。」
-発明をテーマに選んだ理由はなんでしょう?
栗原さん「今は小学校でもプログラミングの授業があるので、”新しいものを生み出す”をテーマに何かできないかと考えていたのと、最近は”発明をテーマにした絵本が少ない”と思って企画を出したんです。」
-制作で苦労された事はありますか?
栗原さん「今まで、イラストでやってきたので”ストーリー”は苦労しましたね。編集者さんと話し合いながら作りました。
この本には子供たちに”自分の好きな事を突き詰める楽しさ”や、どんな事でも突き詰めていけばカッコ良いんだって事を知って欲しいという思いがこもっています。」
-今後はどんなことがしたいですか?
栗原さん「自分の企画・発信でものづくりがしたいですね。プロモーションなども自分ですることになるので、その点は苦労しますが、今はSNSなど自分の作品を発信する手段がたくさんあります。ポートフォリオを送って待ってるだけではなく、電話をして顔を合わせたからこそ仕事につながったと思います。また熱意が伝わると思います。」
そう語る栗原さん、月に1回、クリエイターが集まる吉祥寺の「ピコピコカフェ」で自分の作品をプレゼンして交流を図るイベントで「ドット絵の4コママンガ」を発表したところ
アメリカ人プログラマーのアルヴィン・フーさんから「一緒にゲームを作りませんか?」と声をかけられて、スマホのゲーム『Peko Peko Sushi(ペコペコスシ)』も制作されています!
栗原さんの「自らチャンスを掴みに行く熱意」がとても印象的でした。
卒業生 栗原吉治さんの制作した本とゲームがリリースされました!
Web |
岩崎書店 「ガジェット発明ヒカル」 Amazon 「ガジェット発明ヒカル」 ゲーム『Peko Peko Sushi(ペコペコスシ)』App iOS版 ・ Android版 |
---|---|
公式VP |
ゲーム『Peko Peko Sushi(ペコペコスシ)』 |
2018/10/22