きっと誰もが一度は目にしたことがあるあの映画から、知る人ぞ知る映画まで、幅広く「映画宣伝物のグラフィック」を手掛けている、株式会社ヘルベチカの舎川 敏明(とねがわ　としあき)さんを講師にお招きして、特別講座が開催されました！
なかなか聞く機会のないデザイン事務所での仕事の進め方など、お仕事で制作したビジュアルを見せながらお話してくださいました。

ポスター制作では依頼元から素材をもらい受けるだけでなく、自ら役者さんの撮影に臨み、ディレクションすることがあったり、今は全てデジタルの作業なのかと思いきや、タイトル制作では方眼紙に書き起こしてPCに取り込むこともあるそう。
その映画の「日本での顔」になるポスター制作のお仕事をされる中で、なんと、海外から「息子が素敵なポスターになっているのでぜひ、日本版のポスターが欲しい」と子役の母親から問い合わせがあったという心温まるエピソードも。
お話が進むうちに学生から「うわ〜！こういう仕事やりたい…」というつぶやきも聞こえてきました。

最後に舎川さんは、デザイン事務所という場所での働き方や、どんな人に向いているか、さらには履歴書のポイントなどもお話くださり、これから就職活動に向けて動き始める学生たちに大変ためになる授業となりました。
舎川さん、ありがとうございました！！