8月24日に、本校で高校教員研修会が開催されました。
この研修会は、東京都美術工芸研究会と本校が共催で毎年行っている、高校の美術を担当している教員を対象にした10年以上続いている研修会で、今年は油画入門、クロッキー、デジタルの3講座が開催されました。
午前の回に行われたクロッキー講座では本校のデッサン室で様々なポーズをとるモデルをクロッキー(速写画)で描き、
午前・午後をめいっぱい使い行われた油絵入門講座では、油絵の具の画材についてや、地塗りについてのレクチャーも行われました。
また、今年初となるデジタル講座では「デジタルファブリケーション」について、スタンプ制作を通して実習していただく講習で
パソコンの黎明期から現在のものづくりの在り方などをスクリーンと合わせて講義した後
実際に3DCADで制作したデータを3Dプリンターやレーザーカッターで出力しました。
普段あまり触れる機会がない機器を前に、すかさずスマートフォンで動画記録をとったり、担当講師にデジタルファブリケーションの動向などを聞く先生方。中には、ご自分も授業に生かしたいと相談される先生もいらっしゃり、授業への熱意を感じました。
普段は生徒に教える側の先生方ですが、この日は教わる側として、知識や情報を存分に吸収したと同時に
他校の先生方との交流も深めていただけたようです。
高校教員研修会が開催されました!
2017/08/26