4月14日(木曜)にアサビの国際交流説明会と報告会が行われました。
アサビではフランスのパリ国立高等装飾美術学校(ENSAD)と提携しており
両校で留学生の受け入れをしています。
ENSADはパリにあるデザイン系の高等専門学校で、フランスでは大学よりもハイレベルな教育が行われている学校です。
版画、プリント、写真などの工房設備が整っており、予約をすれば学生が自由に使用できるシステムとなっていて、アサビと似ている点も。
今回は卒業生の石塚さんが4ヶ月間、ENSADで、制作に励みました。
石塚さんは日本では柔らかい色調の絵画を描かれていましたが、留学先では新しい試みにチャレンジすると決めて
写真や版画など表現法、ビビットな配色を用いるなどご自身の表現の幅を広げておられました。
この報告会では、留学に興味のある学生も出席し、ENSADや留学について石塚さんの体験を交えて聞くことができ、留学について具体的に考えるきっかけにもなりました。
本年度も、アサビではフランスからの留学生を迎えます。
学生同士で刺激し合うこの貴重な機会のなかで、両学生の良い化学反応が起きることを期待しています！

また、石塚さんの留学先での作品が、アサビの図書室に展示されます。
学生のみなさん、ぜひ見にきてくださいね。(写真左・中央)