視覚デザイン科写真専攻で夏の合宿に行きました。写真合宿は、日頃教室内では体験できない野外での撮影実習と、お互いのコミュニケーションについて考えてみようという合宿です。
今年は、群馬県安中市へ行ってきました。そこで、「アプトの道」という廃線になった登山鉄道の線路の上を歩きながら、廃墟となった丸山発電所や実際に列車が走っていたトンネルを背景に実習を行いました。3年生も2年生も自然光の扱いや構図に悩みながらも思い思いにシャッターを切り、写真を撮ることの難しさと楽しさを感じました。
夜には、先生方も交えてのBBQと講評会です。なかなか話せない他学年との距離を縮めることができるのも、写真合宿ならではの楽しみです。
写真合宿の目的の一つでもあった、「写真の技術だけではなく、今の限られた時間でしか培うことのできない、学生同士のコミュケーションについて考える。」ということを体感できた写真合宿でした。学生生活というのは、短い時間の中で多様な人とつながることのできるとても貴重な時間です。3年生も2年生も残りの学生生活の中で、さらに成長できることを期待しています。
写真合宿!碓氷峠とアプトの道
2016/08/03